こだわりの生乳
おいしい牛乳のポイント
良質な生乳に優る牛乳は出来得ません。
豊かな自然環境の中で、栄養いっぱいの牧草を食べ、 健康に飼育された牛から搾られる生乳がおいしい牛乳になります。 牛にストレスを与えず、栄養いっぱいの牧草で育った健康な牛は、 ※体細胞の少ないおいしい生乳を生産します。
搾乳から製品になるまで、生乳にとって恵まれた環境条件で製品化することが大切です。 だから、牛から搾られた生乳が工場に入り、製品化されるまでの時間が早ければ早いほど、 生乳にとってよい環境という訳です。もちろん、生乳が運ばれる車輌・器具は清潔で定温管理が絶対です。
白バラ牛乳の生乳は、鳥取県内の新鮮な牛乳。県内で搾られ、県内の工場で製品化しています。だから、搾乳から工場までの輸送距離が短く、製品化までの時間が早くて鮮度バツグンです!
また、大山乳業農協では、消費者の皆様に新鮮で安全なおいしい牛乳を飲んで頂くために、 酪農指導部という部署で、獣医を含む専門の職員が、 土・草・牛作りを基本に生産指導しています。 牛のエサの安全性はもちろんのこと、健康管理から搾乳衛生まで、 酪農家をサポートする体制を整え、酪農家と一緒になり、おいしい牛乳のために日夜努力しています。 「自分たちの搾った、安全で本当においしい牛乳を飲んで頂きたい。」という思いが、おいしい牛乳の隠し味です。
これらの管理体制の中で作られた「厳選大山牧場」「特選白バラ牛乳」「酪農家のおもい」は鳥取県内産生乳の中で特に厳しい基準を満たし、 生乳鮮度重視推奨制度に適合した商品に認定されました。
体細胞って?
母牛の大変な作業により乳が作られる訳ですが、乳に含まれる体細胞(古くなった乳腺細胞等) は健康な牛からも排泄されます。これは人間を含め動物すべてがそうです。 ただし問題となる体細胞は乳房炎時(主に乳房からの細菌汚染などで乳房炎にかかります。) に増加する白血球(主に、好中球・・・細菌を補食します)であります。 乳房炎になると細菌が細胞を破壊します。この時、白血球と細菌の闘いが起こっています。 乳房炎で乳腺細胞が破壊されると血液成分(例えば苦みの原因のとなる塩分など)が乳汁中に流れ込み、 そのため甘さやうまみが減少すると言われています。 ですから体細胞数の少ない生乳の方がおいしいのです。