商品のこと - 大山乳業

商品のこと About the Products

おいしい牛乳は、
健康な牛からしか生まれない。

私たち大山乳業農業協同組合は、全国でも稀な県内のすべての酪農家が一本となった農協です。そう、鳥取県内の酪農家はすべて大山乳業農協の組合員なんです。自らが生産した生乳を処理し、販売するという一貫体制のもと、お客様に安全でおいしい牛乳をお届けする、消費者と直結した農協です。

白バラのおいしい理由

鳥取生まれ「生産者の顔が見える」牛乳

大山乳業農協は全国でも稀な、鳥取県内の酪農家が作った酪農専門農協です。
鳥取県内の酪農家から搾られた生乳は、すべて大山乳業農協に集められます。
白バラ牛乳は、鳥取県の酪農家が土を耕し、良い草をつくり、元気な牛を育てていく。そんな当たり前のことを何年も何十年もひたむきに続けてきた「生産者の顔が見える牛乳」です。私達にとって白バラ牛乳は「酪農家の心」そのもの。その一滴に心を込めてお客様にお届けします。

牛群検定実施率21年連続全国第１位

豊かな自然環境の中で栄養豊富な牧草を食べ、健康管理に留意し衛生的な環境で飼育された牛から生乳をすぐに処理（加熱殺菌等）した牛乳は風味の変化が少なく、おいしい牛乳になります。特に鳥取県内で搾乳された生乳は牛乳の風味に関わる※体細胞数が全国平均に比べて少ないため苦味雑味や渋味が少なく甘味が引き立つ牛乳です。
大山乳業農協では、毎月一回一頭毎の誕生から除籍までの生涯の血統と繁殖、乳量、乳成分、乳質等のデータをとる事（牛群検定）により、牛群の改良や収益性の向上を図り、健康な牛群管理に役立てています。
大山乳業農協は、この牛群検定実施率が９９％以上に達し、２１年連続全国第１位です（全国の平均は６２%、数値は２０２２年３月現在の家畜改良事業団HPより抜粋）。

※体細胞数とは

出産した母牛から乳が作られる訳ですが、乳に含まれる体細胞（古くなった乳腺細胞等）は健康な牛からも排泄されます。これは人間を含め動物すべてがそうです。ただし問題となる体細胞は乳房炎時（主に乳房からの細菌汚染などで乳房炎にかかります。）に増加する白血球（主に、好中球・・・細菌を捕食します）であります。乳房炎になると細菌が増殖して乳腺細胞を破壊します。この時、白血球と細菌の闘いが起っています。乳房炎で乳腺細胞が破壊されると血液成分（苦味雑味や渋味が増加することで甘みが減少すると言われています）が乳汁中に流れ込み、牛乳の甘さやうまみが減少すると言われています。ですから体細胞数の少ない生乳の方がおいしいのです。

酪農家と一緒に作るおいしい牛乳

大山乳業農協では、消費者の皆様に新鮮で安全なおいしい牛乳を飲んで頂くために、酪農指導部という部署で獣医を含む専門の職員が、土・草・牛づくりを基本に生産指導しています。牛のエサの安全性はもちろんのこと、健康管理から搾乳衛生まで、酪農家をサポートする体制を整え、酪農家と一緒になりおいしい牛乳のために日夜努力しています。「自分たちの搾った、安全で本当においしい牛乳を飲んで頂きたい。」という思いが、おいしい牛乳の隠し味です。

生乳にとって最良な環境で製品化

搾乳から製品になるまで、生乳にとって最良な環境条件で製品化することが大切です。牛から搾られた生乳はすぐに冷やされ品温管理を維持したまま工場に入りますが、製品化されるまでの時間は早ければ早いほど、生乳にとって良い環境です。
白バラ牛乳に使われる生乳は、鳥取県内の新鮮な生乳です。県内の酪農家が搾った生乳を、県内の工場で製品化するため、搾乳から工場までの輸送距離が短いだけでなく、製品化までの時間が早いことが特徴です。

生乳鮮度重視マークについて: 全国農協乳業協会が定める「生乳鮮度重視推奨制度」に適合し、推奨された牛乳の証です。数多くある乳業メーカーでも中々表示が出来ない基準です。生乳鮮度重視牛乳は「生乳」「乳質管理」「製造管理」に関する3つの基準を満たす牛乳です。; 生乳

○工場所在地の都道府県内の生乳100％であること。
○生乳は酪農家から毎日集乳され、工場に直接搬入されたものであること。
※生乳とは…乳牛から搾ったままの、加熱・殺菌をしていない乳のことです。

製造管理

○HACCPに沿った衛生管理を設備し、適切に運用していること。
○生乳受入れ後、翌日までに製造されたものであること。

乳質管理

○生乳を出荷する酪農家への乳質管理が行われていること。

これらの管理体制の中で作られた「厳選大山牧場」「特選白バラ牛乳」は鳥取県内産生乳の中で特に厳しい基準を満たし、生乳鮮度重視推奨制度に適合した商品に認定されました。

考える人と白バラ

長く愛される製品づくりを目指して。

製品開発センターでは、新しい製品の開発はもちろん、既存の製品をさらにおいしい製品にするため、日々の業務に取り組んでいます。大山乳業の特徴のひとつである「生乳本来のおいしさ」を最大限に引き出す事で、『白バラ』らしい製品が誕生します。私たちの考えた製品がいつまでも愛され続ける。そんな製品開発を目指しています。

製品開発での重要ポイント。

01

生乳本来のおいしさを活かす

大山乳業の最大の魅力はなんといっても「生乳本来のおいしさ」。その魅力を活かした製品をつくること。
02

長く愛されるための製品作り

製品開発において、トレンドを知ることは大切です。その上で私たちが大切にしているのは、「長く愛され続けるような製品」をつくること。
03

最後まで貫く熱い思い

一つの製品をつくり上げるまでには、時に、想定外の出来事にぶつかることがあります。どんな時でも「自分が絶対に製品化する」という熱い気持ちで、日々の業務に取り組むこと。