Shirobara Story

Episode.03

酪農家 白バラ

誇れる生乳を
家族と仲間と共に

有限会社ウエストヒルズファーム

長谷川 勝矢 Katsuya Hasegawa

鳥取県中部にあるウエストヒルズファームは乳牛と肥育牛を育てる大規模乳肉複合牧場。父親から受け継いだ牧場を家族と共に営む長谷川さんがこの物語の主役です。

手間暇惜しまず注ぐ愛情に誇りを持って。

私の牧場のルーツは昭和46年に父親と近所にある酪農家が集まり計4軒の酪農家で共同酪農団地を設立したことが始まりでした。父親は朝早くから夜遅くまで酪農家として働いていました。当時は酪農家として家業を継ぐ決心はまだありませんでしたが、私も牧場の手伝いをしていました。高校卒業後は、酪農の勉強をするために2年間北海道の短大へ進学しました。そこで2年間を過ごすなかで、私は家業である酪農場を継ぐ決意を固め、地元鳥取に帰郷しました。父親と共に働く中で、父の酪農家としてだけでなく経営者としての手腕に感心させられる事も多くありました。
 
平成21年に父親から牧場を受け継ぎ、今は400頭以上を飼育する大規模乳肉複合牧場として日々牛に愛情を注いでいます。牛の飼育だけでなく、東京ドーム約7個分の圃場を管理し、飼料となる牧草なども作っています。牛たちに良質な食事を与えることは健康に育てるために欠かせません。牛にストレスをかけない為に、牛舎の環境づくりや牛たちの健康管理まで一切の手を抜くことなく酪農に向き合って日々過ごしています。

チームで届ける愛情の数々

私は、頼れる従業員と妻と共に日々牛の世話をしていましたが、今年に入り娘も一緒に働くようになりました。まさか娘と一緒に酪農をすると思っていなかったので驚きもありましたが、素直に嬉しかったです。娘が子牛を可愛いと言いながら世話している姿がとても感慨深く、今は家族と従業員と共に牛へ愛情を注ぐ時間がより一層特別な時間と感じています。
 
私たちがたくさんの愛情を注ぐことに牛たちはきちんと応えてくれます。私たちがお届けしている生乳は自信を持ってお届けできる自慢の生乳です。白バラ牛乳を初めとした数々の白バラ製品の品質の高さ、そしてブランドとしての価値はどこにも負けないと思っています。私は妥協なく、一生懸命牛たちに愛情を注ぐ酪農家の1人として、その想いを大山乳業と共に守り続けられるように頑張っていきたいです。

白バラ認証制度について

この牧場の牛乳を飲んでみたい。

より安全・安心・おいしい牛乳を生産することを目的とした制度です。これまで消費者からは見えにくかった生産者の取り組みを分かりやすい形にしました。
本制度に取り組むことで、農場の衛生環境や作業環境がさらによくなり、「この牧場の牛乳を飲んでみたい」と思って頂ける酪農を目指します。

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