Shirobara Story

Episode

酪農家 白バラ

私たちの誇りは
「期待を裏切らないおいしさ」

武本牧場

武本 真宗 Masanori Takemoto

鳥取県中部の倉吉市にある武本牧場。約70年余りの歴史ある酪農場です。代々家族から受け継ぎ、3代目として日々牛たちに向き合う武本さんがこの物語の主役です。

あの日の一歩は、家族と共に未来を紡ぐ。

武本牧場は祖父から両親、そして3代目となった私に受け継がれ、70年が経ちました。幼いころから「酪農一家」の一員として暮らしていましたが、私自身は酪農家になろうと強く意識することはなく高校生まで過ごしていました。
酪農への一歩を踏み出そうと決めたのは大学進学前です。本格的な酪農を学び、長男として両親の牧場を守っていくために北海道の大学へ進学しました。
卒業後、地元に戻って十数年。来る日も来る日も牛を思い、多くの事を学び、体験してきました。
これからも家族や仲間と共に牛との時間を大切にしながら歩み続けたいと思います。

愛情を持って育てると牛は応えてくれる

おいしい生乳を届けたい。その為に乳成分をチェックし、牛の体調を見ながら牛舎環境や食事の改善をしています。
私が日々大事にしているのは「自分自身の目で直接見ること」、そして「牛との距離感」。ストレスに敏感な牛たちの些細な変化も見逃さないよう気を付けます。愛情を込めて育てた牛たちからの贈り物である「生乳」が白バラ牛乳としてお店に並び、お客さまが手に取る瞬間は、今も昔も私を嬉しく誇らしい気持ちにしてくれます。
私たち酪農家が牛と向き合うように、私たちには困った時も含め365日支えてもらえる頼れる存在の酪農指導部という心強い仲間がいます。「白バラのチームプレイ」がおいしい生乳生産へと繋がっています。

白バラ認証制度について

この牧場の牛乳を飲んでみたい。

より安全・安心・おいしい牛乳を生産することを目的とした制度です。これまで消費者からは見えにくかった生産者の取り組みを分かりやすい形にしました。
本制度に取り組むことで、農場の衛生環境や作業環境がさらによくなり、「この牧場の牛乳を飲んでみたい」と思って頂ける酪農を目指します。

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